青春の記録
ハングル:청춘기록
公式英題:Record of Youth
tvN Netfix
制作:スタジオドラゴン
2020年9月7日〜2020年10月27日
初放送から2話まで見て、放置。
時々見て、15話でリタイアしそうになったけど、頑張って最終話を見た。
ヘジュン(パク・ボゴム)が俳優として売れない頃も、売れてからも、幸せな感じがなく救われない気持ちになる。
ヘジュン、ヘヒョ、ジョンハ全て家族と、諍いが絶えず、15話になっても気持ちがガサガサする。
ヘジュンの家族にいたっては、まるで長編物のよくある家族ドラマを見ているようだった。
パク・ボゴムが、同時に撮影していた映画と入隊準備で忙しかったからなのか、
ヘジュンのシーンが少ない上、ブツ切れで、繋がっていない印象。
劇中劇がとても多いが、同じシーンが2回以上繰り返されて混乱する。
日時が違う授賞式シーンが二つあるけど、よく見ると同じ会場、舞台背景も同じ、MCのカン・ハンナも同じ。俳優の衣装だけが違う。
全体にやっつけ感がある。
ストーリーも、ジョンハ(パク・ソダム)がクール過ぎて、
「愛してる。別れましょう」
が、残酷だった。
それを告げるに至るまでの、そして言ってしまったあとの葛藤が描かれていたかもしれないが、まるで伝わってこない。
ヘヒョの思いも、中途半端に終わってしまった。
ジョンハの態度も曖昧。ヘジュンは気づいてもいない。
三角関係になるのかと思いきや、それもなく。
最終話で入隊して、Kドラマ必殺技「2年後」になったが、ただ時間がたっただけで、その時間によって、どんな心の変化や成長があったが、描かれていない。
入隊前に戻っただけ。
でも、別れてよりを戻すようなラストじゃなくてよかった。
よくいう、「結末を視聴者にゆだねるエンディング」となった。
最初のポスターが微妙な合成写真で、俳優が揃って撮影していないと思う。もしかして、ドラマもやっつけ?と、嫌な予感がしたが、当たってしまった。
放送前と1話までは、期待MAXで、OSTのMVを作ってYou tubeにあげたり、GIFをTwitterにあげたりしていたけれど・・・
「ボーイフレンド」、大好きなドラマなのに、
このドラマで、異なるイメージが上書きされてしまった。
さらに、パク・ボゴムが、豊富秀吉の朝鮮侵略をテーマにした海軍コンサートの司会するのを見て、複雑な気持ちに。
韓国海軍は、世界の目がある中、You tubeで「水軍」が日本の侵略に打ち勝った歴史と、そのスピリッツが海軍にと受け継がれていることを、長々と演じた。
最後はパク・ボゴムも唱和。
彼は、2019年、日韓バトルの最中、MAMAのMCで日本へと出国時に、従軍慰安婦のバッチを着けていた。
韓国人の友達にそれを聞いた時は、あの時期、日本に来ることは大変だったのだろうと思ったが、今回は、政治利用され、気の毒に思えた。
いずれにせよ、除隊後は、よいドラマを選んで欲しい。
入隊前、最後のインタビューで
「事務所の意向で、出演作が決まっていく。今後は、相談しながら選んで行けるようにしたい」
と語っていた。
このドラマを含め何らかの不満はあるようだ。
海軍志願も入隊決定も事務所には一切話していなかった、という記事も読んだ。